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Interview 04
街で見かけた照明器具は、自分の手でつくったものだった。
- 2019年入社
- 豊明工場 製造部 製造1課
板金 Y.S.
現在はどのような仕事をご担当されていますか?

現在は工場の板金部署で、主に照明器具の製造や板金小物の加工を担当しています。設計部署で作成された図面をもとに、曲げや溶接、仕上げ作業を行い、塗装可能な状態まで仕上げるのが主な業務です。
特に特注品や照明器具以外の一点物を担当することが多く、構造を深く理解し、前後工程を踏まえた製作が求められます。そのため、他部署との連携を密に取りながら進めています。また、加工の可能性を広げるため、新技術であるレーザー溶接機の溶接技術開発にも取り組んでいます。

工場(または他部署/現場連携)で助かった瞬間は何ですか?

溶接方法は多岐にわたりますが、図面だけでは「ひずみの許容」や「強度の要求」が読み取れないことがあります。曖昧なまま進めると、外観を損ねたり、強度不足になったりして、手戻りが大きくなりかねません。
そういうときは、まず同部署の先輩に前例がないか相談します。似た加工があればそれを参考にして、図面だけで判断しきれない点は設計や組立にも確認しながら、強度と外観のバランスを取って決めています。
入社を決めたきっかけ・理由を教えてください。

入社を検討する際に重視していたのは、自動機械に任せきりではなく、「人の手が主導」でモノづくりをしている環境であることでした。自らの手で技術を積み重ねていくことで、製作技術や知識が自分自身の資産として蓄積され、その価値を実感できる仕事に魅力を感じていました。
また、量産品だけでなく一点物まで幅広く取り扱っている点も大きな魅力でした。各工程における個々の裁量が大きく、プライドを持って仕事に向き合える環境であることが、最終的な決め手となりました。

未経験者がつまずく点と、先輩や仕組みのフォローは?

つまずきやすい点の一つである電気工事については、先輩方が教えてくださいます。入社前は未経験だと放置されないかが不安でしたが、現場作業を始めると「まずはやってみよう」と経験をさせてもらえました。わからないこともすぐに教えてもらうのではなく、一度考える時間をもらい、「自分で考える」ということもさせてもらいました。
入社後に分かった“想像と違った点”を教えてください。

つまずきやすいのは、まず機械の操作です。機械の立ち上げ時に先輩が横について、一緒に操作しながら教えてくれます。必要なら簡単なマニュアルで自分でも再確認できます。次に、作業ペースが分からず不安になることです。先輩が作業を教えながら大まかなペース感も伝えてくれて、新人の間は余裕を持った見積もりにしてくれます。
もう一つは、加工ミスに気づけないことです。上司や先輩が定期的にチェックして、問題があれば指導してくれます。少しでも違和感があれば、すぐ聞きに行ける前提で進めています。
入社から1年間の成長ステップを教えてください。

最初の3か月の目安は、①簡単な機械の操作を覚える、②決められた作業をこなしつつ異常が出たら相談できる、③分からないことは必ず相談する、の3つです。
1年後は、①比較的簡単な案件で複数の機械を使って作業する、②図面を読み取って溶接法の目星を立てる、③機械の簡単なメンテナンス・保守、が目安になります。
評価されやすいのは、一人で判断しきろうとせず、いろいろな人の話を素直に聞いて反映させていく姿勢だと思います。

入社後、日本街路灯製造という会社をどう感じましたか?

入社してまず感じたのは、部署ごとに担当している業務が非常に多彩で、かつ専門性が高い会社であるということです。一般的な工場というイメージに比べると、かなり自由な社風だと感じました。
もちろん安全意識は徹底されています。そのうえで各案件に対して工夫を重ねたり、加工方法について相談しながら設備の可能な限界を追求したりと、自由だからこそ実現できる高度な技術共有や特殊加工が多く見られます。
具体的には、設計部署から構造の可否について相談を受けたり、組立部署から製造方法の変更について提案を求められたりすることもあります。そうしたやり取りを技術検証と打ち合わせを重ねながら進めています。同じ社内でありながら、互いをプロとして尊重し合う独特で心地よい雰囲気があると感じています。
業務の中でやりがいを感じることを教えてください。

特注品や一点物で前例がないようなものを、前後工程の部署と打ち合わせつつ皆が納得できるようなものを作り上げたときにやりがいを感じます。たとえば、構造的に溶接跡が表面に出るものを「こういった構造にすれば目立たなくなるのではないか」と提案し、塗装後の品が綺麗に仕上がっているのを見ると嬉しくなります。
もう一つは、次の工程(組立や塗装)で困らない形を意識して「この構造の方が作りやすいと思います」と提案し、それが採用されてきれいに仕上がったときは達成感があります。製品によっては客先の反応を見聞きできたり、街中で自分が作った照明器具を見かけたりすることもあり、励みになります。
休日はどのように過ごしていますか?

休日はしっかりと睡眠を取り、リフレッシュすることを大切にしています。その後はパソコンでゲームを楽しんだり、モデリングを行って3Dプリンターを使ったものづくりに取り組んだりしています。仕事で培った金属加工の知識を趣味に生かすことができる一方で、趣味で得た知識を業務に還元できる場面もあり、双方がつながっている感覚があります。
今後目指したいことを教えてください。

技術面では、レーザー溶接技術をはじめとした板金加工において、この工場にしかできない最先端の技術を開発していきたいと考えています。また、高度な技術であっても不慣れな作業員が扱えるよう、可能な限りマニュアル化し、共有できる体制を整えていきたいです。
さらに、前後部署の立場や想いをくみ取りながら、板金加工製品に対して何が求められているのかを先回りして考えられるようになりたいと思っています。互いにとってより良い結果となる柔軟な提案ができるよう成長していきたいです。
将来的には、板金加工にとどまらず3D成型なども組み合わせ、多様なニーズに応えられる製品づくりに挑戦したいです。
TimeSchedule
7:00
起床
身支度を済ませ、作業着のチェックを行う。
8:30
出社
メール確認、現在進行中の案件の確認と製作ファイルの整理。
8:45
機械メンテナンス・工作機械立ち上げ
加工を始める前に、簡単なメンテナンスと各工作機械の立ち上げを行います。
9:00
業務開始
製造業務を開始。
12:00
昼休憩
13:00
午後業務
13:00〜14:30:別部署と製造状況を確認する打ち合わせ。
14:30〜17:00:製造業務を再開。
17:00
工場内清掃
一日の終わりに工場内を清掃します。
17:30
終業
18:30
帰宅
夕食。必要に応じて、翌日に必要なメモやペンの準備・確認をしておく。
23:00
就寝
Message
就職活動中の
みなさんへ一言
人や部署の距離が近く、社内から見ても珍しいタイプの会社だと思います。どの部署も考えることが多い環境ですが、社内で完結する業務が多いため、工夫や提案が通りやすく、自分に合った働き方を築きやすい会社です。
新入社員のうちは不安もあると思いますが、やさしく教えてくれる先輩社員がたくさんいます。分からないことは遠慮せず、どんどん聞いてください。自分の手で工夫しながら何かを作り上げることが好きな方にとって、非常にやりがいのある環境です。共に人々を驚かせるような面白いものづくりに挑戦していきましょう。
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